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福田修名誉会員が旭日双光章 受章!
公益社団法人 北海道理学療法士会会長 太田 誠

 平成26年春の叙勲において、当会第四代会長を務められました福田修名誉会員(北海道千歳リハビリテーション学院名誉学院長)が、旭日双光章を受章されました。旭日章は、「国家又ハ公共ニ対シ勲績アル者」に授与すると定められおり、「社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与する」という内容です。福田修名誉会員のこれまでの功績が認められ、受章に至ったと思われます。日本理学療法士協会からの推薦では、昨年の中屋久長会員(前日本理学療法士協会会長)に継いで二人目の受章であります。北海道の会員を代表して、心からお慶び申しあげます。 福田修名誉会員は、昭和47年7月に理学療法士の免許を取得され、北海道大学医学部附属病院理学療法部に勤務された後、昭和57年4月からは北海道初の理学療法士養成施設である北海道大学医療技術短期大学部理学療法学科の助教授として教鞭を執られました。平成14年4月には北海道千歳リハビリテーション学院の学院長に就任され、平成25年4月からは同学院名誉学院長の職に就かれています。 また、士会活動においては、昭和44年2月の北海道理学療法士会設立では準備の段階から尽力され、昭和46年から平成9年までに理事、副会長、会長職を歴任し、その手腕を発揮されました。現在は、当会の相談役としても、引き続きご指導をいただいております。加えて、日本理学療法士協会の理事、監事にも就任されており、当会を含め通算37年間の長きにわたり、北海道理学療法士会並びに日本理学療法士協会の牽引役としてご活躍されて来られました。 この間、平成3年には当会を社団法人化へ導き、平成10年には、ご自身の寄付により福田賞を創設され5年に一度の記念学術大会時に当会の発展に寄与した会員に対して表彰が行われています。 また、昭和56年には第16回日本理学療法士協会全国研修会(札幌)の研修会長として、平成2年には第25回日本理学療法士学会(札幌)の学会長を務められました。理学療法士が我が国に誕生して25年が経過した時期であり、「四半世紀の歩み」をテーマとして、経験に基づく理学療法から学問としての理学療法への転換を目指して、多くの演題発表と海外から招聘した講師による特別講演等、それまでにはない新たな発想で学会を企画されました。 福田修名誉会員の温厚篤実な人柄は周囲からの信望も厚く、理学療法士として多くの障がいを持たれた方に対するきめ細かな心遣いは常に変わることがありません。福田修名誉会員には引き続き北海道理学療法士会に対して、ご指導をいただき、益々お元気でご活躍されますことを祈念いたします。


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