公益社団法人 北海道理学療法士会

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学術大会

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査読ポリシー

応募された演題は以下の査読ポリシーの元に査読される.

査読者の選定と登録
  • 査読者候補は公募に対する応募者から、過去の査読実績と日本理学療法士協会が認定した認定理学療法士・専門理学療法士を中心として、大会準備委員会が選定する.
  • 査読者として応募する者は、受諾手続きの過程で査読可能な領域を演題分類から選択する.
査読者の遵守事項
査読者として登録する者は、以下の事項に同意したものとみなす:
  • 査読コメントは建設的かつ具体的であり、演題応募者の人格を尊重した表現とする
  • 侮辱的、威圧的、差別的な表現を用いない
  • 上記に反する行為はハラスメントに該当するものとし、査読者登録を取り消すとともに、以後の査読を依頼しない.

応募演題への査読者割り当て
  • 応募演題1題につき5人以上の査読者が査読する.
  • 査読者が演題応募者(筆頭、共同含む)になっている演題と査読者の所属施設から応募された課題は、当該査読者に割り当てない.

査読内容
査読の基本姿勢
査読は研究の質向上を目的とした建設的な対話である.
査読者は、批判ではなく改善提案を心がけ、演題応募者が次のステップに進めるよう支援する姿勢で臨む.

研究発表では、理学療法領域における新規性・独創性を評価する.
具体的には、問題設定、適用領域、発見、知見、理論、方法論、技法、モデルなどにおける新たな貢献、および研究目的と方法・結果・考察の一貫性を重視する.

症例報告では、稀な疾患や困難な障害に限らず、明確な「学ぶ点」を有するかを評価する.
具体的には、臨床での落とし穴の回避、病態機序の示唆、治療・管理の改善につながる知見など、読者が自施設の臨床で活用でき、「自身の臨床でも試してみたい」と動機づけられる内容であるかを重視する.

以下の項目で、5段階順序尺度で採点する.

評価項目 研究発表 症例報告
新規性・独創性/ 報告価値
  • 問題設定、適用領域、発見、知見、事例、理論、方法論、技法、解法、アプローチ、モデル、システムなど
  • 稀さだけでなく「学ぶ点」があるか
臨床での落とし穴、病態機序の示唆、定説への反論、見逃されてきた可能性など
理学療法に関する貢献性/ 臨床的有用性
  • 理学療法領域との関連が深く貢献度が高いか
  • 臨床に役立つか.
  • 類似ケースへの適用可能性(一般化可能性のある仮説)が示されているか.
演題名
  • 演題名は研究内容を十分に表現しているか
  • 簡潔で内容が伝わるか.
  • 報告の主眼となる特徴が含まれているか.
はじめに
  • 目的ないし研究課題が明確に述べられているか.
  • 研究の必要性と意義が明確に述べられているか
  • 本症例を報告する目的・意義が明確か.
  • 一般論や教科書的記述に終始していないか
方法 / 症例紹介
  • 対象者の選択基準(取込基準と除外基準)は適切か
  • 介入(治療)研究の場合、その内容が十分に記載されているか.
  • 計測・評価方法は適切か
  • 必要な情報が記載されているか(PICO/PECOの視点)
  • 不要な情報(目的と無関係な詳細)が省かれているか.
結果 / 経過
  • 客観的な結果(データ)が記載されているか
  • 時系列が明確か.
  • 分割点(介入変更・状態変化の時点)と比較対照となる時期が示されているか.
  • 定量的評価と質的情報が適切に記載されているか
考察
  • 研究目的と考察との一貫性があるか.
  • 論理的飛躍がないか.
  • 内容と希望された領域が合っているか
  • 新規性と臨床的有用性の両方が考察されているか.
  • 症例特性を加味した考察か.
  • 内容と希望された領域が合っているか

採否の決定と通知
  • 演題の採否は、査読結果をもとに大会準備委員会の審査を経て大会長が決定する.
  • 大会準備委員会は、査読コメントを確認し、人格攻撃、侮辱的表現、建設的でない否定等の不適切な表現が含まれる場合は、当該部分を修正または削除する.
  • 査読者による重大な遵守事項違反が認められた場合、「査読者の遵守事項」に基づく措置を講じるとともに、大会準備委員会の協議により、当該査読結果を採否判定に用いないことがある.
  • 採否結果および査読コメントは、大会準備委員会を通じて演題応募者に通知する.
  • 査読コメントに関する演題応募者からの申立てがあった場合、大会準備委員会が対応を検討する.